優れたリーダーは優秀なインタビューアー

リーダーの在り方

優秀なリーダーほど、優秀なインタビュアーだなと感じることがあります。

例えば、何か成果の報告があった場合、
「おぉ、頑張ったな!この調子で頑張って!」
こんな感じで終わってしまうことはありませんか?

しかし、優秀なリーダーはもう一歩踏み込みます。

「おぉ頑張ったな!この調子で頑張って!ちなみに、どうやってそんな成果が出せたの?色々工夫したり、苦労した事もあると思うんだ。結果を出すにあたったプロセスをぜひ教えて欲しい!周りにも共有したいから!」

この様に、成果に至ったプロセスをインタビューすることで、相手のモチベーションも高まりますし、本人も成果を出すプロセスを再確認できます。再確認することで再現性も高まり、また成果に繋がる行動に繋がるのです。

また、失敗の報告があった際も同じです。

「次はしっかり頼むぞ!」

だけでなく、失敗の裏にはどんなチャレンジがあったのか?
チャレンジした事は賞賛し、失敗を語らせることで失敗することは悪い事ではない。
そんな雰囲気をチームにもたらす事ができるのです。

過去にやらかした経験

実は私も、過去にやらかした経験があります。
当時、店舗経営をしていた際、何か成果の報告があっても、

「おぉ凄いね!ただそれぐらいやって当たり前だから」
「なんでこんな事もできなかったの?やばいよ」

など、結果だけをみて、そのプロセスを聞いたりする事がありませんでした。

その結果、だんだん報告も無くなったり、何かこちらで企画し指示しないと動かない。
そんな状態になってしまいました。

きっと、どうせ頑張っても認めてもらえない。失敗すると、ぐちぐち言われる。
そんな風に思わせていたんだと、とても反省しています。

目の前の結果だけに捉われず、そのプロセスをインタビューする。
そうする事で、チームで成功、失敗のノウハウを蓄積できると思います。

ぜひ、試してみて下さい。

10分でできる!インタビュアーへの道

①結果だけを見ない

結果は大事です。しかし、それに至ったプロセスを明確にする事も重要です。なぜその結果になったのか?あなたが興味を持って、インタビューする気持ちを持って下さい。

②決めつけない

結果を聞くと、自分の成功体験をもとに分析しがちです。しかし、あなたとは違うやり方や考え方でそのような結果が出たかもしれません。それをチームで共有することでより再現性の高いノウハウが蓄積されます。

ポイントは相手に興味を持ち、いいところを見ようとする視点です。
インタビューして相手の気持ちを高める!そんな雰囲気作りにぜひトライしてみて下さい。



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