メンバーの個性を引き出しやる気を高めるには、それぞれのこだわりや違いを尊重されるている事が重要です。そのためにも、チームで行う対話や問いかけは大きな意味を持ちます。
しかし、相手の個性やこだわりを尊重する事が大切とわかっていても、人は無自覚に相手の「欠けている」ところに意識がいってしまいます。
例えば、Appleのロゴを少しイメージしてみて下さい。

さぁ、あなたはどこに目が行きましたか?
恐らくリンゴの欠けている部分に、意識が向いたのではないでしょうか?
このように相手の至らない所に目を向けた状態で、対話や問いかけを行うと、相手のこだわりを引き出すどころか、相手の無能さを露呈させ、反省や謝罪に誘導するばかりとなり注意が必要です。
相手の個性を引き出す質問とは?
では、相手の個性やこだわりを引き出す質問と、相手を謝罪に追い込む質問はどう違うのか?
相手の謝罪に追い込む質問
「なんでこんなミスをしたの?この前も言ったのになんで?」
謝罪に追い込む質問は、相手のミスや未熟さをわざわざ本人に認めさせたり、周囲に知らしめたりすることを目的とした質問です。
このパターンは相手が謝罪しない限り終わらず、謝ったとしても「本当にわかっているのか?」など、さらに相手を追い込んでしまいます。
こうなると対話や質問の目的が「自分のイライラをおさめるため」「ストレス発散のため」にすり替わり、周りのメンバーも「ミスをしないようにチャレンジするのはやめよ」「言われた通りやっておこ」など、主体性がなく消極的なチームとなってしまいます。
では、相手の個性やこだわりを引き出す質問とはどうでしょう?
相手の個性やこだわりを引き出す質問
「今回の取り組みで、特に大事にしたかったことはなんだったの?」
この場合、ミスを責めるのではなく相手が何を大事にし、どんなこだわりを持っていたかにスポットを当てます。ただミスを責めててるのではなく、その過程で何を大事にし結果どんな結果になったか?本人に問題を自覚させると同時に、その人の個性やこだわりをチームにも共有する事ができます。
これらの質問や対話を生み出すには、まずは相手に興味を持つ事です。
無関心では決してこのような対話や質問は生まれません。
相手のこだわりはなんのか?ここをぜひ質問を通じて引き出して下さい。
10分でできる!こだわり引き出す質問
①感情的にならない努力
どうしてもミスがあると感情的になり、追い詰める質問をしがちです。その時に一旦冷静さを持って、「なんでこうしたんだろう?」と、相手を知るチャンスだと考えることで、突発的な質問を減らす事ができます。相手はどんなこだわりを持っていたか?そのプロセスに目を向けてみて下さい。
②質問を考える
最初からいい質問をするのはなかなか難しいものです。ですので、最初のうちはあらかじめどんな質問をすればいいかを準備し、実行してみることがおすすめです。