たまにこんな質問を受けることがあります。
「私は周りのメンバーの強みを引き出すことが好きで、得意だと思っています。しかし、周りの良さを引き出してばかりでは、周りのメンバーの評価だけが上がって、自分の評価が上がらない気がするのです。」
このような質問をされる方は、
どちらかというとぐいぐい引っ張るタイプでなく、サポートを得意としている方に多いように思います。
サポートするのが得意。
だけど、直接的に成果を出していないから評価されないのでは?
そんな風に感じて見えるんだと思います。
しかし、周りの強みを引き出すことができるのは、これからの時代は評価されます。
実際に、有名な監督やプロデューサーは評価されていますよね?
・あの人と仕事すると楽しい!
・あの人と仕事するとやる気になる!
・あの人と一緒だと気持ちよく仕事できる!
そんな周りにいいパスを出せることができる人材は、必ず評価されていきます。
私も過去にスポーツをしていましたが、やはりいいパスを出す選手は重宝され、さらにその選手がいるかいないかで試合の結果は大きく変わりました。
そして、そのパスを評価する仕組みも重要です。
冒頭に書いたように、せっかく人を引き出す能力がある人材がいても、それを評価できなければその才能が死んでしまいます。
成果と同様に、そのプロセスをしっかり見る取り組みを実施してみてはどうでしょうか?
10分でできる!いいパスを出せるチームづくり
①パスを出した人を評価できる仕組み
周りの強みを引き出したり、活かした方を評価できる仕組みを作ってみてはどうでしょう?簡単にできる事して、何かを取り組んだ際、誰のどんなサポートが良かったをシェアするなど、小さなところから可視化するのをおすすめします。
②過去の成功を見直してみる
過去うまく行ったことを再度、なぜうまく行ったのかを分析してみてはどうでしょう?再度見直すことで、誰がどんなサポートをしたことで、どうなったか?ここにチームの優れたアシスターが隠れてます。