「最近、調子どう?」
「はい、まあまあです」
こんな会話のシーン何となくイメージできませんか?
あなた自身も、普段からコミュニケーションがあまり取れていない人から、調子はどう?と聞かれたらどうでしょう?
このように漠然とした問いには、当たり障りのない答えしか返ってきません。
もし、具体的な答えを得たいのであれば具体的な質問が重要です。
具体的な質問とは?
では、具体的な質問とはどういうことか?
具体的に解説します笑
例えば、
「この前のプレゼン、あまり上手く行かなかったって言ってたよね?
再度作り直しをして、来週までに再提出するみたいだけど、プレゼンの感触はどうなの?」
などのように、困りごとは解消できているか?
ここを具体的に聞くことがポイントです。
よく、困ったら相談して!
など、何かあればいつでも相談にのると伝えても、
・何を相談していいか分からない
・困っていることが多すぎて絞れない
・どう相談していいか分からず伝えられない
などの理由で、相談に行けない場合もあります。
相手からの質問を待っていると、問題が大きくなってしまう可能性があるのです。
だからこそ、リーダーは、
「部下が何に困っているのか?」にアンテナを張り、
こちらから具体的に質問し、困りごとを顕在化させる力が重要です。
そうは言っても、日常沢山の相談事をされて一つ一つ覚えてられない…
そんな風に思うかもしれません。
その場合は、
「いつ、誰から、どんな内容を、何で困ってい、いつまでに」
など、相談メモを残す事をお勧めします。
メモをする事で、
「そういえば、プレゼン来週みたいだから、ちょっと声をかけてみるか」
など、現状を確認できますし部下からも、「覚えてくれていたのか」という信頼関係にも繋がりますよ。
10分でできる!困りごとにアンテナを張る方法
①普段の会話から困りごとを聞く
この前の〇〇どうだった?など、会話の中で困りごとを敏感に捉えるよう意識してみましょう。
②困りごとメモを取る
メモを残すことで、誰が、いつ、どんな悩みを抱えているのか?を忘れる事が少なくなります。
相談メモノートを作るのはお勧めですよ!
③質問は具体的に
抽象的な質問には、抽象的な答えしか返ってきません。具体的な質問を取り入れてみましょう。
まずは困りごとにアンテナを張る事です。
アンテナを張ることで、早期に問題の解決もできるようになりますよ。